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『ボクシング・ヘレナ』(Boxing Herena)1993年(米)


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『ボクシング・ヘレナ』(Boxing Herena)1993年(米)
「エレファントマン」「ブルーベルベット」など数々の作品で有名な
デイヴィッド・リンチ監督の娘、ジェニファー・リンチによる初回監督作品。

 

愛する女性を自室に監禁し、手足を切断する男性の異常な姿を描いた恋愛映画。
マドンナが出演拒否、キム・ベイシンガーが途中降板し話題となった問題作。

 

 

作品情報

作品名『ボクシング・ヘレナ』(Boxing Herena)
公開:1993年(米)
監督:ジェニファー・チェンバース・リンチ
主演:シェリリン・フェン、ジュリアン・サンズ

 

 

あらすじ

医師ニック(ジュリアン・サンズ)は母の葬儀を終え、数年ぶりに両親の屋敷を訪れる。
そこは母の忌まわしい記憶が残る場所で、少年時代のニックは深い傷を負っている。
ある夜、彼は忘れられない女性ヘレナ(シェリリン・フェン)と再会し、彼女に執着するようになるのだが・・

 

 

映画の感想

 

 

『ストックホルム症候群』と言う言葉をご存知でしょうか?

ストックホルム症候群(ストックホルムしょうこうぐん、英語: Stockholm syndrome)とは、精神医学用語の一つで、誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者が、犯人と長時間過ごすことで、犯人に対して過度の同情や好意等を抱くことをいう。

 

wikiより引用


この映画も正に、そんなシーンがありました。

 

内気なオタクっぽい主人公が片想いの女性を監禁します。
女性は、かなりの遊び人。
彼は一度の遊びが忘れられず、ちょっと危ないくらいに彼女を想い続けます。
ところが彼女は、彼を「うっとうしい存在」だと感じて拒否してます。
だからこの監禁で、初めはぶち切れます。

 

そして彼の行った監禁は普通ではないのです。
彼は医者なのでそれができたのですが、両手両足を切断します。

 

まさに彼の手がなくては生きていけない状態にされてしまいます。

 

こうして、生活しているうちに、次第に彼女の態度が軟化します。

 

彼女のボーイフレンドが異変に気付き、家に押し掛け彼を殺そうとした時
彼女は、オタクの彼をかばいます。

 

これが、ストックホルム症候群です。

 

自分をだるまのような体にした、ひどい男なのに、
それでも彼がいなければ自分の生死が危ない。

 

人は安全を求める生き物。

 

極限状態での安全は彼。
彼がいないと生きていけない・・・

 

これが、多くの女性が犯す過ちだそうです。

 

愛などないのに、愛だと勘違いしている女性が多く存在します。
どの位かといえば、一説によれば、
本当の愛を知っている女性を数えた方が早い程、殆どの女性が該当するのだそう。

 

実は随分前に鑑賞した作品で、ストーリーの結末をよく覚えていないのですが、
歪んだ愛情、子供時代に愛情を得られなかった代償、安全欲求は恋愛(なくても生きて行ける)より
生存本能を優先するのだなと、人間の心理について考えさせられた記憶だけが残っています。

 

 

キャスト

ヘレナ : シェリリン・フェン
ニック : ジュリアン・サンズ
アラン : カートウッド・スミス
レイ : ビル・パクストン
ローレンス : アーサー・ガーファンクル
アン : ベッツィ・クラーク

 

ブライアン・スミス
ニコレット・スコセッシ
メグ・レジスター

 

 

 

 

 

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